2017年5月27日土曜日

砂漠論II

砂漠論に引き続いて。
僕がこんなにも砂漠について述べることがあるというのはサン=テグジュペリのある文章に由来する。
大地は僕ら自身について万巻の書よりも多くを教えてくれる。なぜなら大地は僕らに抗うからだ。人間は障害に挑む時にこそ自分自身を発見するものなのだ。ただし、障害にぶつかるには道具が要る。鋤や鍬が要る。農夫は土を耕しながら、自然の神秘を少しづつ暴いていく。そうやって手にする真実は、普遍的な真実だ。
サン=テグジュペリ 『人間の大地』渋谷豊訳 序文


2017年5月23日火曜日

悲劇の誕生

たまたま、ある悲劇の劇を見る機会に恵まれて、余韻に浸りつつ、原作の元になった悲劇について考えるのと同時に、数ヶ月前にざっと読んだだけのニーチェの悲劇論を思い起こしていた。ニーチェの処女作の『悲劇の誕生』は、ギリシアの悲劇について分析し、二分的世界観がギリシアの悲劇の根源的なものであると指摘している。

2017年5月22日月曜日

きっかけ

新しいことは毎日しているけれど、古いことについて、思い返して見ると何もない。
考えてみれば昨日生きるために口にしたものすら覚えていないことも多い。


そこで、生きた証を少しでも残すために毎日何かしらを書き残して行くことにした。
タイトルはルソーの『孤独な散歩者の夢想』にちなんで、『ひとりぼっちの夢』ということにしておく。

また、どう言ったわけか、ジョン・レノンの
A dream you dream alone is only a dream. A dream you dream together is reality
という言葉を挟んでおく。